2017年3月31日金曜日

ええいいああ俺までもらい泣き(嬉し泣き)

チームを去るのは選手だけではありません。今季のリコーの躍進を支えたチームスタッフの中にも、チームを離れる方がいます。

先日、3シーズンにわたり指導にあたってくれたダミアン・ヒルHCの退団インタビューがチームHPに掲載されました。それを仕事の合間に見ていた自分は、うっかり目から溢れそうになる水を抑えるのに困ってしまいました。

そこにはこう書かれていました。


応援にも助けられました。どこにいっても太鼓の音と声援が聞こえてくる。あれは他のチームにはないもの。ディフェンス、アタックで大事な場面になるとコールが聞こえてきて、あれがあるかないかでは全然違う。ぜひ続けてほしいです。応援してくれた方々は、今シーズン6位という順位を掴む上で、自分たちは大きな貢献を果たしたと思ってほしいですね。

本当に、自分のやっていることが現場で戦う人たちにも届いてくれているんだな、と。何か救われたような気分でした。

3シーズン前から他のチームに先駆けて始めた今の応援スタイル。今では一定の認知を得たように思いますし、他チームでも同様の応援を行うケースも出てきましたが、それでも今なお「うるさい」「邪魔だ」という声を直接投げかけられることも少なくありません。おそらく皆さんが思っている以上に。

中には「インプレー中に聞こえる太鼓が耳障り」などと、見当違いなことを言われたりすることもあります。あの~、インプレー中、叩いてないんですけど……。確かに始めた当初の1,2試合はやり過ぎて怒られたこともありましたが、会場の関係者やタッチジャッジとの地道なコミュニケーションや、相手選手の邪魔になるような場面では使用しない、といった自主的な運用ルール等の一定の配慮のもと行っているのですが……。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、太鼓憎けりゃアフロも憎い、ということで、鳴ってない太鼓が聞こえてしまう人もいらっしゃるのですよ、ええ。

そもそも自分がそんなドンチャカをやっているのは、決して試合を邪魔することが目的なのではなく(当たり前ですが) 、頑張っている選手を後押ししたい、というのがきっかけなのです。さらに言えば、点が入ったときに盛り上がるのは当たり前ですが、一番声援が必要な時はピンチであったり、ここが勝負のポイントになるという厳しい場面だという思いから、特にそういった場面での応援には力を入れてきました。

それが、チームにしっかり届いている、というのは、本当に嬉しいことなのですよ。

そして、ここまで言っていただけるのであれば、もう今のスタイルを変えようとは思いません。いや、変えてはいけない!とすら思っております。

ということで、年度が変わるこのタイミングで、メエちゃん太鼓やめへんで~!!ということを声高らかに宣言させていただきます。


追伸。

ダミアンコーチとの思い出はたくさんあるのですが、ひょんなことからカラオケにご一緒させていただくという機会がありました(選手やチーム関係者との接する機会はほとんどないのですが)

そこで選曲に悩んだ末、「ダミアンの御前だから」ということで、聖飢魔Ⅱの『蝋人形の館』をチョイスした自分を、ちょっと褒めてあげたいです。「お前も蝋人形にしてやろうか!」と言われて喜んでましたよ、ダミアン(絶対に意味はわからなかったと思いますが)

サンキューダミアン、また逢いましょう!!

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